尾瀬沼便り~狂喜蘭舞

6月19日の見頃の花はワタスゲ、タテヤマリンドウ、オオタチツボスミレ、エゾムラサキでした。
0619ワタスゲ
0619タテヤマリンドウ
0619オオタチツボスミレ
エゾムラサキは初対面でした。
尾瀬沼周辺にて。
超可愛いです
0619エゾムラサキ2
0619エゾムラサキ1

まだ見頃ではありませんが、今年はコバイケイソウの当たり年です。
0619燧とコバイケイソウ
0619コバイケイソウ
見頃の株もありましたが、ピークは1週間後でしょうか。
長蔵小屋近辺の群落が素晴らしかったです。

その他、
場所によって見頃だったお花達。
マイヅルソウ。
0619マイヅルソウ
ゴゼンタチバナ。
0619ゴゼンタチバナ
緑色のゴゼンタチバナ。ミドリゴゼンタチバナというそうです。
0619緑ゴゼンタチバナ
ベニバナイチヤクソウは尾瀬で初めて見ました。
毛木平で沢山見たけど、やはり嬉しいですね。
沼の南岸にて。
0619ベニバナイチヤクソウ

その他目立ったお花達。
ラショウモンカズラがあってびっくり。
ちょっと終盤でしたが、20株位ありました。
終盤だからか雨の影響だからか見映えのいいものは少なかったです。
ヤマオダマキは登山口にて。お手植えかな?
0619ラショウモンカズラ0619ヤマオダマキ
シラネアオイがまだあってびっくり。
長蔵小屋付近にて。
これもお手植えかな。
サンカヨウもまだ2株ありました!
三平峠から尾瀬沼への道にて。
0619シラネアオイ0619サンカヨウ
シナノキンバイは大江湿原の一角にて。
オオバミゾホオズキは咲き始めです。尾瀬沼周辺にて。
尚、大清水から一ノ瀬の間にはミゾホオズキ、オオバミゾホオズキがありました。
0619シナノキンバイ0619オオバミゾオズキ
キヌガサソウは尾瀬沼北岸にて。
今年は雪解けが早かったので、なんともう終盤だそうです。
燧ケ岳登山道以外ではここだけが見頃だそうです。
ツボスミレの紫版、ムラサキコマノツメというそうです。
これも初めて見ました。
0619キヌガサソウ0619ムラサキコマノツメ

水曜の天気予報が悪かった為、火曜に出かけてきました。
近場でどこにしようか、いくつかの候補から尾瀬沼にします。
某ブログで得た情報で決めました。

大清水からの往復ですが、車が少ない!
7時時点で20台あったかどうか。
火曜日は睡眠不足が溜まっていて調子がいまいちなので、尾瀬沼周辺までとしました。

尚、この時期にしたのは今年は花が2週間早いからです。
となると7月上旬に見られる花が見られるかなという期待を持って出かけました。
大清水から歩きましたが、思いの外花が少なかったです。
ヤグルマソウも全然咲いていませんし、タニウツギは咲き始めでした。

この日のお目当てはいくつかの蘭です。
なかなか見つけられませんでしたが、序盤でノビネチドリも見つかりました。
序盤のお目当てはこちらです。
コケイランです。
別名ササエビネ。なるほど。
去年見つけたところで見つからなくてがっかりしていましたが、
どうにか見つかりました^^岩の下。
0619コケイラン
そしてショウキランの蕾にも遭遇^^
これは行き合った人に教えてもらいました。
0619ショウキラン


沼周辺ではハクサンチドリとノビネチドリが見頃です。
ハクサンチドリは湿原ではまだ咲き始めでしたが、尾瀬沼ビジターセンター付近では良い状態のものが見つかりました。
今回はビジターセンターや売店の方に訊いて良い状態のお花を見られました。
まずビジターセンターにて、エゾムラサキはどこにあるかと尋ねるとそこまで案内してもらいました。
お初の花だったので凄く嬉しかったです。
その後花のイメージが分かったので、沼周辺でも見つけることが出来ました。
そしてハクサンチドリとノビネチドリについても、両方が咲いていて、近くで見られるところを教えてもらいます。
ハクサンチドリは湿原ではまだ咲き始め、
ノビネチドリは沼周辺や大江湿原では見つからなかったので凄く嬉しかったです。
ノビネチドリとハクサンチドリ。
並べると違いは歴然としていますね。
0619ノビネチドリ0619ハクサンチドリ

皆さんも臆することなく、是非ビジターセンターの方に尋ねてみて下さい。
想像以上に親切です。
さて、その後売店で買い物をし、キヌガサソウのことを尋ねました。
昨日のお客さん情報でキヌガサソウは沼北岸に咲いているというので、
そこまで行ってみることにします。
しかしキヌガサソウも終盤だそうです。
今年は早いですね。

ビジターセンターの方に訊いて、沼1周より大江湿原の方に行った方が良いと知り、
この後湿原の方へ向かい、キヌガサソウのところまで行って引き返すことにしました。

尾瀬沼周辺は人が少なく、私にはとっても良かったのですが、
この時期なのに水芭蕉目当ての人が多くて驚きました。
何人かに花の見どころを教えると誰もが怪訝そうな顔をします^^;
何故だろう。
せっかく尾瀬に来ていくつかの見頃の花を見ずに帰るのはもったいないというのが私の信条です。
この日は漫然と歩いていると目に入るのは
ワタスゲ、タテヤマリンドウ、コバイケイソウ程度です。
コバイケイソウだって群落を知らなければぽつぽつとある程度です。
サンカヨウ、オオバミゾホオズキは分かる人にしか分からず、
ノビネチドリ、ハクサンチドリは見頃の場所を知らなければあれほど感動できません。
エゾムラサキも咲いている場所を知らない人には見つからないと思います。
あの程度で満足できる方が私には理解出来ません。

でもこの日の最大の目的はサイハイランでした。
大清水から歩いたのもサイハイランが見たいからです。
しかし見つからない…
帰りもサイハイランを見つけるために歩くことにしました。

尚、睡眠不足の私は途中で具合が悪くなってしまいました^^;
花を探す気力もありません。
三平峠でしばらく休んでから下ります。
せっかく売店の方に三平峠にあるキヌガサソウの場所も教えてもらったのに、
このときは気力がなくなり記憶も曖昧になってしまって見つかりませんでしたーー;
(今年は花期が早いので咲いていたか分かりませんが)

一ノ瀬に下りる頃には少し元気が復活したのでバスを利用せず歩いて帰ります。
行きでも気づいていましたが、かなり鹿に食べられた跡があります…
ずーっとずーっと探していたのですが見つかりません。
しかしとうとう見つけた!!!
なんと、今年はネットが新設されていて、その中にあったのです。
これでは分かりませんよね。
私の予測通りに既に見頃でした。
0619サイハイラン2
0619サイハイランアップ

最後の最後で大喜びです。

この日は7月の花は思ったより少なったのですが、
ビジターセンターやスタッフの方に話を訊いて状態の良いお花を見ることが出来て大満足でした。
尾瀬は広いので見頃の場所を知らないで漫然と歩いているとつまらないと思います。
私の記事を見て、沢山花があると思いましたでしょうか?
これだけ見頃の花を探すのも、私位花に貪欲でないと見つからないと思います。我ながら。
個人的にはベニバナイチヤクソウの発見も凄く嬉しかったです。
こんな感じで今回も大満足の花巡りとなりました。

その他のお花達。
ツマトリソウ、コミヤマカタバミ、イワナシ、ミツバオウレン、コイワカガミ(終盤)、ヤマハタザオ、ノウゴウイチゴ、
クルマムグラ、クルマバソウ、ヨツバムグラ、ツクバネソウ、ヒロハユキザサ、ナツトウダイ、サンリンソウ、
ケナツノタムラソウ、ミゾホオズキ、ツボスミレ、キジムシロ、ズダヤクシュ、リュウキンカ(終盤)
タケシマラン、クモキリソウの蕾、ムラサキヤシオ、タニウツギ、オオカメノキ、レンゲツツジ
(木の花はほとんど探しませんでした)










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谷川の怪物に置いていかれるの巻。

駒形の登山口にて車内で靴を履いていると、1台の白い車がやってきた。
その運転手の顔を見たとき、あっ!と思った。

至るところで出会うTさんだ。
Tさんは谷川馬蹄形が大好きで、1度私も誘われたことがある。
それも日帰り。
軽い気持ちでいいですね♪と言ってみたが、その後しばらく会うことはなかった。
冷静に考えてみても、私に馬蹄形日帰りは無理だろう。
特に花の時期に、花に立ち止まらず歩くなんて私には無理なのだから。

先日ヤマレコを見ていると谷川馬蹄形の日帰りの記事があった。
ちょっと見ていたら、Tさんの御尊顔が!  

怪物氏のヤマレコの記事。

以下怪物氏と呼ぶ。

怪物氏にヤマレコで見たよと伝え、
鳴神山を一緒に登り始める。
今年でもう3回谷川馬蹄形を歩いているそうだ。
通算3回だと思っていたので超びっくり。

その後、軽快に歩いていくが、息が切れてきた。
怪物氏の荷物は軽そうだったとはいえ、山を歩いているというより平地を歩いている感じだ。

恥ずかしいことだが、
怪物氏のペースに全くついていけない。
足は動くのだが、呼吸がついていかないのだ。
肩の広場まであとちょっとというところで先に行ってもらった。

肩の広場で休んでいると青の匠(Iさん)がやってきた。
怪物氏の話をすると、近辺で屈指の健脚だという。
健脚の青の匠が言う位だから、この人は凄いのだ。
そのときまで、そんなに凄い人だと思っていなかったがなるほどと納得する。

その後山頂で少し休み、私は駒形へ下りて行った。
赤柴に周る気力がもうなかったのだ。

登りで全然撮れなかった写真を撮りながら下りていくと健脚のKさんにも会った。
Kさんに怪物氏は「超有名人」と聞く。
そうなんだ…

山を歩き始めて数年経つが、
私の歩くスピードには既に限界が見えていた。
しかしバテずに長丁場を歩く最適の速さを自分では心得ていた。

山歩きをスポーツ的に捉えるならば、
速い方がいいかもしれない。
速く歩けることはより安全性が高まり、お金の節約にも繋がる。
しかし、「安全にばてずに歩く」ための最適な速さとなると個人差が生じるのは当然だ。

今日は愕然とする経験をしたが、
私には私なりの山の歩き方があり、私なりの最適な歩き方が一番安全だと改めて思った。
そんなことを思った1日だった。



登山口付近のユキノシタは見頃が続いている。
0618ユキノシタ
ヤマアジサイも見頃に。
0618ヤマアジサイ

山頂にて。
ネジキ。
0618ネジキ
ナツハゼ。
0618ナツハゼ
コキンレイカ順調。歓喜。
0618コキンレイカ

遅咲きのクワガタソウ/ネットの中のカラマツソウ咲き始め。
0618クワガタソウ0618カラマツソウ
オカタツナミソウは終盤に/ヤマユリも順調。
0618オカタツナミソウ0618ヤマユリ

クモキリソウ、マタタビ開花

いやー、梅雨ですね。

雨が続き、なかなか鳴神山に行けませんでしたが、
今日ちょっとだけ行ってきました。

待望のクモキリソウ、マタタビ開花です。
0617クモキリソウ
0617マタタビ


マタタビはどこにでもある花かもしれませんが、
個人的には木の花の中では大好きな部類に入るのです。
今日は雨上がりだからか、あまり香りが漂っていませんでした。

ユキノシタは例年より少し勢いがない気がします。
全体的に丈があまり高くなりませんでしたね。
0617ユキノシタ

今年の一番見映えがいいユキノシタは駐車スペース前でしょうかね。
青い鳥みたいですが、今年はここが一番良かったと思います。
上記の写真は林道沿いのものです。


ヤマアジサイも開花しました。
0617ヤマアジサイ

次回は周回したいと思います。

毛木平、桜平~高い山も低い山も

0613看板

花に会いに、毛木平、桜平から八ヶ岳に行ってきました。
上記の看板は八ヶ岳のオーレン小屋のものです。
ちょっと笑ってしまいました。

13日水曜日、どこの山に行こうか。
オサバグサを見に帝釈山かなーと考えていたら八ヶ岳でもオサバグサが見られることを知ります。
その上、ツクモグサも見られるということで八ヶ岳に決定。
登山口はどこにするか。
いろいろ考えて桜平を選びました。
無料であることと、オーレン小屋の花情報が豊富であることが決め手です。
とここまで決めた後、他の登山口からはベニバナイチヤクソウの群生が見られるという情報を得ます。
ベニバナイチヤクソウは好きな花です。
どうしよう…
としばし考えますが、甲武信ヶ岳の登山口毛木平付近にベニバナイチヤクソウの群生地があることを思い出しました。
尚、甲武信ヶ岳は去年5月に行ってますが、このときはベニバナイチヤクソウの群生のことは知らず、
帰宅して知ったのでした。(このとき咲いていたかは分かりませんが)

ということで毛木平に寄り桜平に向かうことにしました。
もちろん下道、車中泊です。

12日。
久しぶりの遠征に緊張気味の私は9時頃出発します。
恐ろしかったのは何度も土砂降りにあったことです。
そのたびに車を停めて明日の天気予報を確認しました。
13時過ぎに毛木平に到着。

期待以上の群生です。
0612ベニバナイチヤクソウ2
0612ベニバナイチヤクソウ1


大喜びで写真を撮っていると静岡ナンバーの車が一台やってきました。
この方もベニバナイチヤクソウ目当てです。
毎年訪れるそうですが、今年はいまいちだそうです。
ちょっとがっかりしますが、私はやっぱりルンルン気分でした。
(今年は早咲きの花が多いので、常連の方から見れば旬が過ぎていたのかもしれません)

さて、桜平に向かいます。
序盤にスーパーがありましたが、その後全くコンビニすらない道です。
ここでも土砂降りの雨に遭い、泣きたくなりますが車を走らせます。
すると車道脇に花を発見しました。
0612キバナノヤマオダマキ


キバナノヤマオダマキです。
大喜びで写真を撮ります。
これ以外には運転しながら気付く花はなかったと思います。

さて桜平へ。
余裕と思っていたら想像以上のダートです。
轍はしっかりしていますが揺れが凄いです。
いつものように精神的に追い込まれますーー;
(山道より車道の方がずっと怖いです)

どうにか駐車場に着いた頃はひどい吐き気に襲われました。
駐車場はトイレのある(中)に停めました。
トイレは電気は通っていないものの、ペーパー完備で清潔です。
小屋泊まりと思われる2台の駐車があります。
食欲はあまりないけれど、どうにか夕飯を食べ(残らせて腐らせる訳にはいかないので)
6時頃には寝ます。

13日。
2時半起床。
気温は7度。満天の星空。
体調はちょっといまいちですが、ここまで来たら行かないわけにはいきません。
私以外に1台の車がありました。
4時半出発です。

駐車場で既に1800m以上の標高がありますので、
駐車場付近からツマトリソウ、シロバナヘビイチゴなどが登山道わきに咲いていました。

ヒュッテ夏沢までにあったお花達。

イワセントウソウは沢山。
ウスバスミレだと思います。
ツボスミレだと思ってあまり写真を撮らなかったのが悔やまれます。
0613イワセントウソウ0613ウスバスミレ
コミヤマカタバミは沢山。下山時には沢山花が開いていました。
キバナハタザオだと思います。
0613コミヤマカタバミ0613キバナハタザオ
ヤマハタザオです。分かりにくいですが葉っぱがギザギザです。
ミヤマスミレは沢山。
0613ヤマハタザオ0613ミヤマスミレ
「白の御三家」と私が呼んでいるツマトリソウ、マイヅルソウ、ゴゼンタチバナにも会えました。
どれもまだ咲き始めで数株しか見当たりませんでした。
ヒメイチゲもありました。
0613マイヅルソウ0613ツマトリソウ
0613ゴゼンタチバナ0613ヒメイチゲ
ミヤマキンポウゲかキンバイソウだと思います。
ミヤマカラマツも数株咲いていました。
0613キンバイソウ0613ミヤマカラマツ

そしてタケシマランです。
私はタケシマランが大好きで、タケシマランハンターと言っても過言ではありません。
今年は平標でも見つけることが出来ました。
どうやって見つけるかと言うと…
チゴユリっぽい葉っぱがあったら…
0613タケシマラン葉
裏返します。
0613タケシマラン
いつもこんなことしてます^^;

さて、中盤までの主役はなんといってもオサバグサです。
0613オサバグサ

0613オサバグサ2
オサバグサは100株はあったと思います。
標高が高いところには沢山蕾がありました。
初めて見つけたときは大喜びでしたが沢山あるのでだんだん慣れてきました^^;

そしてキバナノコマノツメも圧巻です。
0613キバナノコマノツメ
雑草レベルです。
谷川等では苦労しないと見られない花ですが序盤から沢山咲いています。
恐るべし、八ヶ岳です。

ヒュッテ夏沢に到着。
ここでは素晴らしい雲海を見ることができました。
0613ヒュッテ夏沢 雲海
0613ヒュッテ夏沢

ここからは高山っぽい花が沢山出てきます。
圧巻のミツバオウレン。
小屋付近が見事でした。
0613ミツバオウレン
コイワカガミも小屋付近のが良かったです。
0613コイワカガミ
そして岩稜地帯に入ると、
圧巻のイワウメです。
0613イワウメ
ここで涙腺崩壊です。
こんなに凄いイワウメは見たことがありません。
(この後飽きるほど見ます)

岩に咲く小さなお花達。
ミネズオウ/ツガザクラ
0613ミネズオウ0613ツガザクラ
コメバツガザクラ/ウラシマツツジ
ウラシマツツジは初めて見ました。
0613コメバツガザクラ0613ウラシマツツジ

硫黄岳到着。
横岳方面へ向かいます。

赤岳方面の素晴らしい展望。
0613赤岳方面
キバナシャクナゲと硫黄岳。
0613キバナシャクナゲと硫黄岳

ハクサンイチゲはちらほら。
コマクサの蕾をかろうじて見つけました。
0613ハクサンイチゲ0613コマクサ
ミヤマキンバイ、ミヤマタネツケバナは点在。
0613ミヤマキンバイ0613ミヤマタネツケバナ

オヤマノエンドウは圧巻でした。
0613オヤマノエンドウ
しかし私はチシマアマナの方が大喜びでした。
なぜアマナがここに?
調べて納得感動です。
0613チシマアマナ

ここからは稀少種です。八ヶ岳他数か所でしか見られないお花達です。
チョウノスケソウ。
0613チョウノスケソウ
チョウノスケソウには面白い思い出があります。
2年前の7月下旬に八ヶ岳に来たとき、花に詳しい方と行き合いました。
その人は本を見ながらこの花は〇〇でと熱心に私に教えてくれます。
その方は「チョウノスケソウも咲くんだが、時期的にないよね」と言いました。
「あそこにある白い花は何ですか?」と尋ねると
「あ、チョウノスケソウだ…」と絶句していました。
チョウノスケソウというと、このことを思い出します^^



ツクモグサ。
全然見つけられませんでした><
やっと4株。
0613ツクモグサ
行き合う人に訊いてもあいまいな答えしか返ってこないので、分かりません。
もっと、犬も歩けば棒に当たるくらいあると思っていたので迂闊でした。
特に見たことのない花は勘が働きませんし、体調いまいちの私には気力がもうありませんでした。
花が一番多いと言われる三叉峰まで行きましたが、たどり着いたのがやっという感じでした。
(ここで2株会いましたが)
その先に保護地区があったらしいのですが、体力的に無理で行けませんでした。


そしてウルップソウです。
0613ウルップソウ

保護地区のものは咲き始めでしたが、網もあるし遠くて写真が撮りにくいのですが
これは登山道脇に咲いていて状態も良いものでした。
ウルップソウまで見られるなんて。
感無量です。

私はこの日20人位にチョウノスケソウ、ウルップソウ、ツクモグサのことを教えました。
私にしてはとても珍しいことです^^;
だけど、せっかく八ヶ岳に来て、これらの花を見ないで帰るということは私にとってはあり得ないことなのです。
それに、私も教えてくれる人がいたらすごく嬉しいですし。
思いの外知らない人が多くて驚きましたが、小屋で買った本を見せながら教えました。








しかししかし、
こんなに素晴らしいお花たちに出会えたのですが、
中盤までに私は最高のお宝に出会ってしまったのです。
ここで帰ってもいいやというお宝です。


イチヨウランです。
0613イチヨウラン
一葉蘭と書きます。
名前の由来は1枚の葉でしょう。
0613イチヨウラン横

小屋でスタッフにその話をしたとき、
スタッフの目の色が変わりました。
盗まれ過ぎて絶滅寸前だということです。
場所は言わないでほしいということなのでここでも伏せておきます。
「お客さんは山歩きの醍醐味を知っていますね」と言われましたが、
「下しか見て歩いていないんですよ」とは答えませんでした。
はははと笑ってごまかしました^^;

高い山でも低い山でも、悩みは同じなんだなと思いました。


という感じで、
今回も素晴らしい花巡りの旅となりました。


0430 駐車場発
1345 駐車場着

(今回は花目当てなのでかなりペースが遅いのと、
人に教える時間が長かったです。
あの人が来るまで待って教えてあげよう、という感じでした)

今回の教訓:
初めての花は事前に徹底的にイメージを叩きこむ。

鹿の食害の深刻な現状。

コアジサイ、ユキノシタ見頃、
ヤマタツナミソウ開花、
オカタツナミソウは沢山見られます。
クモキリソウは開花まであともう少しです。

時折トレランに対して激しく糾弾していますが、
もし鹿の食害がここまで深刻でなかったらこんなに激怒していないかもしれません。

鳴神山の花は年々減っています。
私の目の前で絶えた花、
今年は大丈夫だろうと保護しなかったために絶えた花、
悲しいというより悲惨な状況です。

鳴神山ではコキンレイカが一部で咲きます。
これも開花が楽しみな花ですが、今年も大きな株が食べられてしまいました。
これには私の行動も原因の一部だと深く反省しています。
日当たりを良くするためにベンチを少し移動させてしまったため、鹿に食べられたのかもしれません。
悔恨の極みです。
念入りに調べたところ、4ヶ所に株を見つけました。
そのうち二つを保護しました。

「豊かな植生」を維持するには人間の手が必要不可欠の時代となったのです。
「自然のまま(放置)がいい」という理屈は既に屁理屈に成り下がっています。
「自然のまま」、「あるがまま」という言葉は聞き心地のいいものですが、
その成れの果ては「荒廃」「絶滅」です。
現実を直視しましょう。
のんきなことを言っていられる時代ではないのです。

今日は大規模なお花畑が壊滅状態と聞き、非常にショックです。
ここも保護しなければならない。

今個人的に保護している、し始めたのは
レイジンソウ、ジャコウソウ、アオヤギソウ、オオバギボシです。
オオバギボシは一度保護しましたが花芽はつかず、だけど再チャレンジです。

来年の春はホウチャクソウも復活させたいと思っています。

ウバユリは…あっという間に減ってしまいました。
他の常連さんに任せればいいやという考えが甘かったようです。
タマガワホトトギスも既にかなり食べられています。いくつ残るか。
ソバナも、いくつ残るか。
沢山あったジャコウソウが去年は開花を1つ見たのみに。
アオヤギソウも余裕かましていたら去年は絶えてしまった。
ナルコユリも大丈夫だろうと放置していたら、去年食べられてしまい、今年は葉っぱさえ出てこない。

もう放ってはおけないのです。
私が初めて訪れた年に沢山見られた花たちを未来に残していきたい。
切に願います。






プロフィール

管理人

Author:管理人
ようこそ鳴神山へ!
主に季節の見どころ(花メイン)を綴っています。
なにぶん素人ゆえ、花の同定には間違いが多いですがご了承下さい。
基本的には開花情報発信がコンセプトですが、
いくつかの花については事後報告とさせていただきます。

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