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劔岳の衝撃的なニュース。

ブログ更新していませんが、元気です。
コンスタントに鳴神山には通っています。
ブログを更新しないのは、
鹿の食害がひどすぎて、書く気が失せてしまったからです。
書くとしたら、嘆き嘆き嘆きしかありません。
我ながら嫌なので、ずっとブログから離れていました。

今日は駒形を往復したのですが、
連休初日にもかかわらず、多くの人と行き合いました。
久しぶりに行き合った方もいて、
「もしかして、このブログで私の生存確認している人がいる?…かも?」と思い、
久しぶりに更新しました。
(自意識過剰とかとは違いますので。あしからず)

さて、花については…(沈黙)
他の山に比べて何故こんなに花期が遅れているのかよく分かりません。
レンゲショウマなんて、標高1500m位の山より遅い気がします。今もまだ咲いています。
7月に咲くトウバナが今やっと咲いています。
よく分かりません。

さて、本題に入ります。
先日、剱岳で19歳女性が滑落死したというニュースがありました。

これ、私にはとても衝撃でした。
ほとんど山の経験がない若い女の子が突然剱岳に挑戦した、
しかも日帰りの予定、
装備不十分(ヘッドランプなしが痛い)、知識ほぼ皆無
17時に登頂、下山道のカニのヨコバイを登りに使うという、
極めて衝撃的な事例です。

お兄さんがTwitterで懸命に情報収集されていました。
そして、その後の経過も丁寧に記述されています。

ある山岳救助隊員の言葉で、「山岳遭難は100%登山者の責任」という痛烈な言葉を私は思い出しました。

山好きの方は是非目を通して、「自分ならば」と考えてみて下さい。


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教え合う喜び

過日、山A、Bに行ってきた。
Aは花1の群生がみたいから、Bは花1もあるが、山頂の花2の群生がみたいからだ。
どちらも秋に登頂した山だが、
夏は初めてだった。

まずは山A。
群生はまだかまだかというように歩いていく。
登山道沿いには割と花が少ないので、群生までは早めに歩いた。
群生地に到着し、足が止まる。
なるほど、これが「見事な群生」か。
5分咲き程度だが、凄さは分かった。

足が止まった私に追いついてきた人がいた。
会話を交わすとこの人は以前会った人だと思いだした。
居住地を尋ねると東海地方だという。
もしかして300名山の人ですか?と尋ねるとそうだと言う。
相手は私が覚えていたことに心底驚いていた。
その人とは2年前、袈裟丸で会ったのだ。
山頂より向こうでユキワリソウが見頃だと教えたのにそんなはずはないとその人は下山してしまった。
その後追いつき、ユキワリソウが見事だったこととその他の会話をした。
その人は300名山、花の百名山、地方百名山もほぼ制覇という凄い方だった。
あまりに強烈でびっくりした。
なにせ、見た目があまり凄そうではないから(失礼だが、ザックや服装が山ブランドではなかったので)
そのギャップに超驚いた。

私はその人に会えたのが嬉しくて、
登頂の予定はなかったが、山頂まで行って少し話をした。
もう1500座登頂していると言う。
その人はもう帰るというので、
私にしてはとっておきの情報を教えてあげた。
その人も九州の某花の素晴らしい山を教えてくれた。
(いつ行けるか分からんが)
結局その人の名前等訊かなかった。というより聞くのを忘れた。


その後山Bに行く。
山Bにも花1はあり、序盤でちょこちょこ咲いていた。
歩いて20分経った頃だろうか、
ちょうど花1に見惚れて転んだ私はある男性と行き合った。
その男性は花1の秘密の花園を私に教えてくれた。
でもまだ見頃ではないという。
あとで見てみなよと言って、その人は降りて行った。
なんとなく秘密の群生地はあるのは知っていたが、まさか誰かに教えてもらえるとは思わなかった。
私は花1は山Aで飽きるほど見たのでもう関心は薄らいでいたが、
その方の親切心に非常に感激した。
なんで、教えてくれたんだろう。
私は一言も花1のことなど言っていないのに。
私が花を見ながら転んだところを見たのだろうか。
それともいつもの変態歩きぶりから何かを感じ取ったのだろうか。
その後山頂を目指す。
花が少ないのでさっさと歩く。
途中からかなりの急登になる。

山頂付近のお花畑に着いたら帰ろうと思ったら、
山頂がお花畑だったので、結局登頂した。
なるほど花2が凄い。
1週間前ならば見事だったはずだ。
植生を確認してすぐ下山する。
先程行き合った夫婦に追いつく。
その夫婦は花1が見たくて山Bに来たという。
花1なら山Aだろうにと思いながら、よく見れば登山道脇に咲いていることを教える。
そしてさっさと下山した。
秘密の花園に到着し花1を見て来た。
10株程咲いている。
ほとんどは蕾だ。
登山道に戻り、少し迷った挙句、その夫婦を待つことにした。
東京からわざわざ来たというのだから、教えてあげたくなったのだ。
夫婦が来たので、内緒にしてほしいと念を押してから案内をした。
すごく感激してくれた。
私はその後さっと下山した。

花については、いろんな意見があると思う。
本当に花が好きで守りたいならばネット等に一切情報を載せないのがいいのかもしれない。
植生を守りたいならば、誰にも教えないで一人ほくそ笑むのがいいのかもしれない。
だけど、
正論では割り切れない感情というものがある。
花が好きな人なら分かる、花に出会えた喜びを誰かと分かち合いたいという感情だ。
この花を教えたら、自分と同じくらいに喜ぶんだろうなーという心優しい推測だ。

内緒にするのが一番かもしれないが、
思わぬ親切を受けたことのある人なら、誰かに親切をしたいと思うのが人間的な感情ではないだろうか。

私は何故か、山でとても親切に花を教えてもらえる機会に巡り合っている。
この嬉しさを誰かにも差し上げたい。

教え合う喜びというものが、山の花にはあるのではないかと私は思っている。

山遊びとリスク

好天が続く8月となり、
一気に山に出かける人が増えたと思います。
そして登山者の数に比例して遭難事故も増えています。

私は通年遭難のニュースをチェックしていますが、
興味本位というよりも、どうしてこの人は遭難したのか、どうすれば防げるのか、
そういうことを考える為です。

ネットである敗退記事を読みましたが、
私はその人の甘さにいろんな意味で憤りを感じました。
3000m級、難易度の高い山なのに、
訓練不足、基本の不徹底、自覚の甘さが目立ちました。

長丁場の山を憧れるならば、
最低8時間は歩ける脚力が必要です。
そして、基本的な歩き方を身につけること、
自分に最適なペースの死守、最適な休憩の入れ方、
徹底した体調管理、高山病対策です。

まずは自立した登山者になって下さい。
誰かと一緒でないと歩けないならば、行かないで下さい。
自立した者同志が行くのが鉄則ではないでしょうか。

基本的な歩き方とは、
同じペースで歩くことです。
序盤突っ込む歩き方は初心者です。
最初は山に馴れるよう少しゆっくり30分以上歩きます。
馴れてきたら少しペースを上げます。
このペースで最後まで歩き通します。
つまり自分にとって、最適なペースで、ということです。

8時間は最低歩けるようになってください。
8時間歩ければ、10時間は歩けます。
8時間歩くにはどういうペースが最適なのか、把握して下さい。
その為には体型維持も重要です。

怪我や遭難の第1の原因は注意力、集中力が散漫になるからです。
これに尽きます。
では注意力、集中力(=気力)を維持するにはどうすればいいか。
気力は体力が落ちたときに落ちるのです。
ですから体力をつけるのが一番肝要なのです。

私は花が好きですが、花に集中しながら山を歩くのは本当にきついですよ。
先日の白馬岳では頂上宿舎まででしたが、約10時間で90種程度を見ています。
個人的には険しい岩稜歩きと花歩きは同程度の気力=体力が要ると思っています。
花が好きならば、歩く力も培って下さい。
体力があれば、集中力は持続し、素晴らしいお花と出会える可能性が高まります。

厳しい山行の場合は体調を万全にしてください。
寝不足で3000m級に行けば高山病になる可能性が高まります。
先日の白馬岳で登頂しなかったのは睡眠不足だったからです。
体調が整っていないならば、無理をしないでください。

山の遭難記事は、いつも批判めいた論調です。
遊びで死に行くのか、その救助費用は国が出すのか、
厳しい意見が多いです。

山遊びは死のリスクが極めて高い遊びです。
それを自覚して下さい。

そして、山を愛する者が忘れてはならないのは、
死が身近であるということは、生が輝く遊びでもあるということです。
死が隠された日常で生活する我々にとって、
これほど生(=死)を実感できる遊びは他にないのではないでしょうか。
リスクの大きい遊びではありますが、
生きていることを実感できる素晴らしい遊びでもあるのです。
これは山を愛する者ならば、胸を張って断言してもいいのではないでしょうか。

レンゲショウマ開花

レンゲショウマ、2つだけ開花しました。
見頃はまだまだ先のようです。

イワタバコ終盤、
タマガワホトトギス見頃、
ヤマジノホトトギス開花、
イワギボシ開花、
ジャコウソウ開花、
アオヤギソウ開花
しています。

イワタバコ見頃! & 虫に注意!

第2石門のイワタバコ見頃へ。
20190809イワタバコ4
圧巻は岩の上部です!
頑張って撮りましょう!!
朝早いので朝陽が眩しくてこんな程度ですが、10時過ぎからは最高の写真が撮れると思います!
20190809イワタバコ2
20190809イワタバコ3
人間目線のところはこんな感じ。
株は多いのですが、花付きは上部が圧倒しています。
20190809イワタバコ1

イワタバコは駒形第2石門以外の岩にも咲いています。
これは林道のもの。
20190809イワタバコ林道

でも第2石門が一番凄いです。
私は密かに「夏紫」と呼んでいます。(イワギボシも凄いのです)
実はイワタバコはあまり好きな花ではないのですが、
今年は第2石門で足が止まるほど圧倒されています。
今年は凄いです。
他の花の敵(かたき)をイワタバコがとったと言っても過言ではありません。
どこか遠くの山へ行く前に是非鳴神山に立ち寄り、近年最高のイワタバコを御覧下さい(^^)

その他のお花たち
ホツツジ咲き始めました。
20190809ホツツジ
ひっそりオトギリソウ。
心配していたのでほっとしています。
20190809オトギリソウ
カリガネソウは頑張っています。
20190809カリガネソウ
ノギランもまだ見頃です。
20190809ノギラン
ミヤマママコナは増えてきました。
20190809ミヤマママコナ

車道沿いのお花たち。
コバギボウシ。山中に咲くのはもう少し後ですかね。
20190809コバギボウシ
オトコエシ。
ずっと気になっていたので、車を降りて確認してきました。
20190809オトコエシ


あとですね、ハチについて!
第2石門の登山道付近にハチの巣があります。
地べたの木の根っこみたいなところです。
ここを通過するときは細心の注意を払って下さい。
ジジジという音が聞こえたら、それはハチの警戒音です。
今日、見ましたし、聞きましたよ^^;

アブも沢山飛んでいます!
第2石門から上でまとわりついてきます。
今のところ私は虫よけスプレーと殺虫剤携行で対応しています。
しかし一番は森林香という蚊取線香です。
今年はまだ使っていませんが、これは最強です。
虫が嫌いな方にはお勧めします!
森林香をつけて歩いている私の後を歩けば無問題だよ!
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