里山の登山道整備について思うところ。

先日群馬県内の方ですが、1時間かけて鳴神山に来た人と行き合いました。
近場にも里山はあるそうですが、鳴神山を気に入っているそうです。
登山道整備が行き届いていて、歩きやすいのも魅力のようです。

私はその方の近くの某里山もいいよとお勧めしました。
その方はその里山にも興味を持っているそうですが、
ネットを見ると道が分かりにくいという記述が多く躊躇しているようです。

某里山はかなり歩きごたえのあるいい山なのですが、
地元民の方針なのか、年々目印テープが減っています。
特に分かりにくい分岐でのテープも剥がされています。
去年そこで道に迷っている人と行き合い、その方と登山口まで同伴したことがあります。

その某里山も鳴神山同様春の花が素晴らしく、春の時期には県外の方が多くやってきます。
自分達の山という地元意識の強い方にはあまり面白くない状況かもしれません。
そういう意図でテープを剥がしているのかなと想像します。

私にはそういう思いも結構分かります。
人が多いと盗掘が増え、マナーが悪い人によって山が汚れる場合も増えます。
登山道整備に関しては十人十色の考えがあるのだろうと思います。

ところで、ある常連さんと行き合ったときの話です。
その方は歩くのがしんどい人を想定して、今日もこれから登山道を直すと話していました。
この方の話を聞くと(いつものことですが)、この方の心根の優しさに感動を覚えます。

登山道整備に関してはいろいろな意見があると思いますが、
こういう優しさに勝る理屈はないと思います。

ただの歩きやすい道にも様々な優しい思いが織り込まれていることを
一人でも多くの人に分かってもらえたらいいなと思います。








スポンサーサイト

現在盗掘がひどい状況です。

先日、スミレの盗掘の現行犯に遭遇したという話を聞きましたが、
(30代の男女だそうです。盗掘用のスコップを持っていたということです)
ユキザサの盗掘が現在ひどいです。
業者としか思えません。

がっかりですね。
今後ブログの更新をどうしようか思案しています。

アズマイチゲの想い出。

アズマイチゲ414アズマイチゲ417

数年前、鳴神山を歩き始めた頃のことである。
その当時の私は出会う花全てが新鮮で、毎回驚きと喜びに満ち溢れていた。
当時の鳴神山は私にとってはワンダーランドだった。

その頃、よく遭遇する人がいた。
わいさんと称することにする。
花が大好きで春の時期にだけ足繁く鳴神山に通っていた人だ。
わいさんの花の造詣は深く、当時の私にとっては一番の花仙人だった。
しかし花好き、写真好きの人に多いことだがわいさんもかなりの偏屈かつ狭量な人だった。
「(あまり稀少性がない)〇〇の花なら教えてあげるよ。
実はものすごく稀少価値のある花を見つけたが、それは教えてあげないさ」
こんな感じの人だった。正直苦手だった。

当時の私はほとんど花の知識もなく、出会う花ごとに尋ねていたタイプだった。
自分でろくに調べもしない、新参者の私が気に入らないというのもあったのだろう。

沢沿いに白くて大ぶりの花がぽつんと咲いていた。
この花は何かと尋ねるとアズマイチゲだと教えてくれた。
そんなに稀少性がない花だから教えてくれた。

そういえば別の場所でイチゲの大群落を見たことがある。
その花が鳴神山にもあるのかと私は嬉しくなった。
そして私の大のお気に入りの花となった。

春になると、私はアズマイチゲを探して歩くようになった。
今年は〇輪、去年は〇輪、開花に辿り着いたのが〇輪、
鳴神山もアズマイチゲが増えたな減ったなと一喜一憂しながら。

我ながら自分の執念深さに驚くが、あるときふと気づいた。
私はアズマイチゲを探しながらわいさんの面影を探しているのではないか。
いなくなったわいさんの面影を求めて。
当時教えてもらった新鮮な驚きを再確認したくて。
わいさんに、こんなに花を探せるようになったんだよと伝えたくて。

私の花追いのスタイルは少なからずわいさんの影響を受けている。
そして、偏屈で狭量な、花好きの精神をも引き継いでしまったようだ。
何年か山を歩いて、私は気づいてしまったのだ。
偏屈で狭量でないと守れないものがある。山に咲く花はその最たるものであるということを。

アズマイチゲを見るといつも爽やかな思いとほろ苦い思いにおそわれる。
だからこそ、私にとっては大好きな花の一つなのだ。

ネコノメソウのまとめ。

あいまいだったネコノメソウの仲間が、やっと分かりましたのでまとめておきます。
3月から咲く白い花はハナネコノメ。
ハナネコノメ

ハナネコノメとほぼ同時期に咲き出すのがツルネコノメソウと
ツルネコノメ

コガネネコノメソウ。
コガネネコノメ

ハナネコノメとツルネコノメは沢沿いの岩でよく見られ、
コガネネコノメソウは沢沿いでよく見られます。どれも標高の低いところです。

これらより少し遅れて4月から咲くのがイワボタン。
ずっとニッコウネコノメソウだと思っていましたが、イワボタンでした^^;
これも標高の低い沢沿いで見られます。
ニッコウネコノメソウ

4月から、標高の高いところの岩場で咲くのがイワネコノメソウ。
ネコノメ?

そして4月下旬から5月にかけて一番最後に咲くのがネコノメソウ。
標高の低いところの湿地でよく見かけます。
ネコノメソウ1

鳴神山で見られるネコノメソウはこの6種だと思われます。
某論文を参考にしていますので、間違えている可能性は低いと思いますが、
間違いに気づいたら随時訂正していきます。
(尚、〇〇コガネネコノメソウなどの変種は分かりかねますし、そこまで調べる時間も私にはありませんのでご了承ください)


告知です

鳴神山の雪解けを待って、先日やっと行ってまいりました。
ハナネコノメ、ユリワサビが登山道を可愛らしく飾っていましたよ。
特にハナネコノメは圧巻でした。

さて、
今回はちょっとした告知があります。
鳴神山の春の花の一覧を作りました^^
3月から5月に見られるお花達36種を一覧にしました。
A4サイズで両面印刷で2枚、フルカラーとなっています。
1部300円でお譲りしますので、興味のある方は鳴神山にて「青の匠」まで。
青の匠は雨が降らない限り日参しています。

一覧


私はというと、最低週2回鳴神山に行けたらいいなと思っていますが、今年も長時間滞在は厳しい状況です。
そんなわけで「青の匠」に託しました^^

レンゲショウマやウバユリその他の花の保護、ロープ等の安全確保のための部品購入等、
売上は鳴神山の補修に充てたいと思っています。
ご理解いただけるとありがたいです。

ブログ更新は後手後手に回りそうですが、
なんとか旬の情報を更新していきたいと思いますので今後もよろしくお願いします。
プロフィール

管理人

Author:管理人
ようこそ鳴神山へ!
主に季節の見どころ(花メイン)を綴っています。
なにぶん素人ゆえ、花の同定には間違いが多いですがご了承下さい。
基本的には開花情報発信がコンセプトですが、
いくつかの花については事後報告とさせていただきます。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
検索フォーム