大雪の爪痕☆

【ルート】駒形往復

【山頂温度】0度

【天気】晴れ

【風】強い

【眺望】良


プロローグ プレ登山も厳しい!


事前に聞いていた情報を元に、鳴神山へ向かいます。

「そんなに大したことないよ」というニュアンスを信じて、駒形口へ。

上がるにつれて車道の両脇には雪のオブジェが勢揃いしてお出迎え。

えっ、通常の7割程度の幅しかないよガーン

ダンプが来たらどうしよう、対向車来たらどうしようとひやひや。

どうにか最後のカーブを曲がりきると…結構道が凍結しています。

この時点でもう逃げたい気分です。

今のところ車は路肩に停めるしかなさそうです。


第1章 深い爪痕!


登山口から元の登山道が見えないほど雪が積もっています。

土が見えるところはほとんどなく、全行程の9割は雪の上を歩く感じです。

雪を覆う杉の枝葉。散乱する枝葉に大雪の破壊力を感じざるを得ません。



第1石門辺りから積雪は30cm超になります。


第1石門のロープの付近です。ロープを使わなくても楽々と登れます。

深い、雪が深いです。


何本かの倒木が登山道を塞いでいます。

台風後にはよくある風景ですが、今回はスケールが違いました。




20本超の杉が倒れ、登山道を塞いでいます。

山側の上部を歩きながら越えていきました。


根こそぎ倒れた杉を上から見下ろした図。

残酷ですね…途方に暮れてしまいます。


第2章 埋まっています!



のろのろ歩きながらやっと第2石門へ。

それまでは硬くなった雪の上を歩いていたのですが、

ここからはずぼっと足がはまってしまうことが多くなります。

下手すると下半身全部が埋まってしまうこともありました。

落とし穴だらけの雪道をびびりながら歩いていきます。

第2石門より上では元の登山道がどこかよく分かりません。

どこを歩いても登れば山頂に着く、といった感じでしょうか。

普段歩けない場所を歩けるという意味ではちょっとは楽しいかもしれません。

(といっても今回も私には苦行の山歩きでした)


さて、登山道だけでなく、あらゆるものが雪に埋まっていました。

第2石門付近の看板。

左/肩の広場の『おもいで』

右/肩の広場のお地蔵様

狛犬達

山頂の祠

やっと着いた山頂は風が強くて休む気になれません。

なにせ座れる場所がない!

一段下の広場に移動して雪の上に腰を下ろし、少し休憩して下山しました。

展望は良かったのですが、寒さと疲れで写真も撮らずに帰ってきました。


エピローグ 美は恐怖を伴う


積雪より1週間経ちましたが、驚くほどの雪の量でした。

雪によってだいぶ登山道は荒れてしまい、快適だった以前の登山道とは別物のようでした。

運転が苦手で雪道が苦手な人、登山初心者の方はベテランの方と同行することを強くお薦めします。


ところで、私は「かわいい!」を連発するそこらへんにいる典型的な♀です。

「美しい」より「かわいい」が大好きです。

この「美しい」と「かわいい」の差は対象に恐れを抱くか否かだと思うのです。

自然は圧倒的に美しいです。もちろん鳴神山も素晴らしく美しい。

しかし美しさには必ず恐れが伴います。

畏れ敬わずにはいられない、それが自然の美だと思います。

今回の大雪で、自然の脅威をまざまざと感じました。

台風、強風、大雪、自然は時に慕ってくる人間を冷徹に突き放しますね。


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プロフィール

鳴神山愛する会

Author:鳴神山愛する会
ようこそ鳴神山へ!
主に季節の見どころ(花メイン)と登山道整備の記録を綴っています。
なにぶん素人ゆえ、花の同定には間違いが多いですがご了承下さい。
行政でもなく、営利目的でもなく、ひたすらに山を愛する山男達の登山道整備を記録しています。
何気なく歩いている山にどれだけ多くの手、愛情が加えられているかを
是非知っていただきたいと思っています。

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