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雨上がりの鳴神山は

夜半の雨に濡れた山肌からは清澄な空気が立ち上っていた。
湿った落ち葉を踏みしめながら、きらきらと輝く梢に気付く。
梢に雨の雫が珠のように垂れていた。

雫1
雫2

物言わぬ木々の涙と擬すれば切なく、
木々が纏うた装飾品と擬すれば美しく、
夜半の雨が必死に枝にしがみついていると擬すればなんとなく可笑しく、
見る者によって幾通りもの解釈が可能な光景だった。

ひたひたと冬は進行している。
小さな雫が目立つほど、木々は葉を落とし、山は色を失せているのだ。
背筋がぞくっとした。
撮影に気をとられて身体が冷え切ってしまったようだ。
私は慌ててカメラをしまい、山頂を目指した。




この日は暖かいという予報に反して、山の中は風が強く非常に寒い一日でした。
山頂の温度計は4度を指していましたが、体感温度はもっと低かったように感じました。




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