春の定点観測・光落窪☆

駒形登山道の序盤で始めに出会う谷の底のような岩場を

このブログで「第一石門」と呼んでいる。

ここは私が初めて鳴神山を訪れた際に深い感動を覚えた場所であり、

今でも一番のお気に入りの場所である。

巨大な露岩の谷の底には森に濾過された光が澱んでいるようだった。

私は森の底に来たのだ。

それ以来私はずっとそう感じている。

あまりに思い入れが深いので勝手に「光落窪(ひかりおちくぼ)」と命名した。


鳴神山を訪れた際に撮ってきた光落窪の写真を時系列に並べてみた。

冬の定点観測はこちら


4月4日

鳴神山通信-404

4月29日

鳴神山通信-429

5月10日
鳴神山通信-510


4月29日は私が怪我をしてから約1ヶ月ぶりに訪れた日だった。

新緑の葉と光に満ちた光落窪を見たとき、横溢する春に言葉を失った。

4月上旬の淡くて透明な日差しとは違い、新緑に濾過された陽射は強くて鮮やかだった。

圧倒的な感動とともに一抹の哀しさを感じたものだった。


5月10日になると光落窪はさらに緑が増え、深みが増してきた。

同じ山なのに毎回何かが違う。

花と草木の盛衰に一喜一憂し、人との出会いに心が温まりながら

登山口に戻ってきた私の心は感動で大きく膨らみ、

疲れているはずの足取りは心なしか軽くなっている。


歩いてきた登山道を振りかえり、

又来るからねと私は毎回心の中でつぶやくのだった。


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プロフィール

鳴神山愛する会

Author:鳴神山愛する会
ようこそ鳴神山へ!
主に季節の見どころ(花メイン)と登山道整備の記録を綴っています。
なにぶん素人ゆえ、花の同定には間違いが多いですがご了承下さい。
行政でもなく、営利目的でもなく、ひたすらに山を愛する山男達の登山道整備を記録しています。
何気なく歩いている山にどれだけ多くの手、愛情が加えられているかを
是非知っていただきたいと思っています。

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