これ以上減らさないために。

どこの山も、50年前と同レベルの自然を保つことが難しくなってきています。

動物の食害、不必要な山の伐採、人による盗掘、登山道の拡大などが原因かと思われます。

鳴神山の状況も他の山と同じです。
一番有名で歴史が古いのがカッコソウの保護活動ですが、
近年は動物の食害が深刻になってきており、
鳴神山を愛する有志が様々な手段を施しています。

去年まではアカヤシオ、レンゲショウマ、ウバユリの保護活動を行いましたが、
今年は大滝口のヒトツバエゾスミレ、コツナギのヒイラギソウ、山頂のヒメイワカガミの保護を行っています。

仁田山岳のヒメイワカガミの保護のためのロープ。
仁田山ロープ

ヒメイワカガミのロープは主に登山者からの保護です。
仁田山岳周辺はヒメイワカガミの宝庫なのですが、最近深く足を踏み入れる方が増えて、
ヒメイワカガミの個数が減ってきています。
この状況を危惧した有志がロープを張ったということです。

人によっては景観が損なわれる等思う方がいると思いますが、
美しい鳴神山を未来に繋げたいという思いからの措置です。

美しい自然を遺すためには、とにかくこれ以上減らさないこと、これ以外の方法はありません。
今年も残念ながら花の盗掘らしき跡をいくつか目撃しました。
こういう光景を目の当たりにすると、自分のブログの存在も問題なのかなと思います。
(花が好きな私は、どこかの山へ行きたいときネットで情報をよく検索します。
なかなかお目当ての情報にたどり着かないとき、
リアルタイムで花や見どころの情報が載っているサイトはないかと思ったものです。
こういう思いからブログを更新していますが、
一部の馬鹿な輩の存在のためにどこまで情報を開示すべきか迷うところです)

人間が山に足を踏み入れることも、山を傷めているともいえます。
登山道が無為に拡大してしまったら、それだけ自然が削られることにつながります。
そのうえ、私利私欲のために花を盗むとか、本当にやめてほしいです。

山が好きで山を訪れる人ならば、
今自分が立っている山の風景が近い将来失われてしまう哀しさが容易に想像できるはずです。
いろいろな意見があると思いますが、ご理解のほどよろしくお願いします。







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プロフィール

鳴神山愛する会

Author:鳴神山愛する会
ようこそ鳴神山へ!
主に季節の見どころ(花メイン)と登山道整備の記録を綴っています。
なにぶん素人ゆえ、花の同定には間違いが多いですがご了承下さい。
行政でもなく、営利目的でもなく、ひたすらに山を愛する山男達の登山道整備を記録しています。
何気なく歩いている山にどれだけ多くの手、愛情が加えられているかを
是非知っていただきたいと思っています。

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