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谷川連峰トレラン禁止について思うこと。

登山口の看板その1。
 一輪咲いて 一輪咲いて
その時を待って
明日また咲くために
守って下さい
花 平標山 

0605平標1

看板その2。
ランナーの方
谷川連峰一帯は特別保護地域に指定されています!
植物・昆虫の保護、登山道整備、
登山者の安全確保などの為
走ることは禁止とします!
 
 


0605平標3

山中での看板。
一部抜粋。
ランナーは風当たりを強く受ける立場であることを留意して
ルール、マナーの向上に努めましょう! 

0605平標2



平標は6月のハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、ミヤマキンバイの時期によく訪れる山です。
今回で4回目となります。
今回は登山口の看板に目が留まりました。
トレラン禁止の告知、これは去年あったかどうか覚えていません。
(3枚目の看板は古いものだと思われます。
現在は2枚目の看板にあるようにトレラン禁止です)

私は感動しました。
1枚目の看板を見て下さい。
この山を愛する人達はこういう気持ちで山を見守っているのです。
この山に限らず、山の花を愛する者は皆こんな気持ちではないのでしょうか。

私はトレランが嫌いです。
本人は「自然の中で~」とか、「豊かな自然に触れて~」とかのたまいますが、
あなたたちの言う自然って何ですか?
自然とは豊かな植生のことを指すのではないのですか?
走る速さで、足元の小さな命を見ることが出来るのですか?
踏みつぶしていませんか?
近年の山の天敵は鹿でしょうが(それでも鹿は山に棲む者)、
人間だって山にとっては部外者であり害悪なんですよ。
だからこそ、出来るだけルールを守って山にでかけるんです。

人間が山を歩くことさえ、山には負担かもしれないのに、
周囲に配慮が出来ない人間が山を走ったらどうなるんですか?
何も言わずに後ろから抜いていくのもマナー違反だろうよ?

本当にやめてほしい。
少なくとも花の多い山には来るな。

その点、谷川連峰を守る方の態度は素晴らしい。
谷川では数年前トレランの大会予定があったらしいですが、
各団体・個人から厳しい意見が出され中止となったそうです。

そのときの資料の一部伐採です。
第一に、多数のランナーが、急峻な狭い登山道や木道で、タイ ムを競い合ってランニングで駆け抜ける行為は、登山道を踏み荒らし、貴重な高山植物をも踏み荒らす行為につながる。競技ではストックの使用を許可している が狭い登山道でのストック使用は登山道の破壊につながり、湿地帯などでストッ クを使用すると湿原を掘り起こし、貴重な山岳自然を壊す行為となる。 
第二に、コースには非常に狭くて急峻な登山道もあり、参加者も危険にさらされる。登山者は狭い場所ではお互いに譲り合って安全に歩くことを心がけているが、 多くのランナーがタイムを競い合って駆け抜けると一般登山者をも危険にまきこむことになり、安全上からも問題がある。 
第三に、トレイルランのメインコースは、急峻な登りで高山植物が咲き乱れる高層湿原、多彩な山岳要素を内包した貴重な山域であり、登山愛好家にとって人気 の高いコース、ここを多数のランナーが登山者を押しのけて駆け抜ける場にすることはあってはならないと考える。 
第四に、計画では、「ロングトレイルでエコロジー」と謳い、参加費の一部を自然保護活動に振り分けることを表明しているが、エコロジーとは生物を身近で観 察し、自然環境を守ることが大事であることを学び、そうすることによって自然環境の保護や山岳自然と共存していくことの必要性を学ぶものであり、谷川連峰 ロングトレイルラン計画は、エコロジーに背反するものである。



本当に感動しました。
是非、鳴神山でもトレランは禁止にしてほしい。
申し訳ないが、山を走る人は風当たりを強く受ける立場であることを留意して下さい。
尚、私が見かけたら注意します。

権利云々の問題ではない。
今だけ良ければいいという考えが、長い時間をかけて培われてきた自然を破壊し、
利己的な態度が未来へ残るべき自然を破壊する。
自然云々を語るなら、現世的かつ利己的な行動は慎むべきだ。
自然に触れれば触れるほど、謙虚になっていくのが健全な感受性だ。




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なにぶん素人ゆえ、花の同定には間違いが多いですがご了承下さい。
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いくつかの花については事後報告とさせていただきます。

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