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千円の募金。

今年の春はあっちこっちの山に行こうかなと思っていたが、
ある思惑が芽生え、鳴神山に縛り付けられている。

あんな花、こんな花を見たいなと思ったけれど、
当面は鳴神山に留まろうと思っている。

コツナギの移植地に募金箱を置くようになって数年。
募金活動自体は好きではないので、
自分は去年は花の一覧のプレートを何十枚か用意して全部寄付した。
その売り上げ金をボランティア活動に使うようにと。

今年はなんだかんだと慌ただしく、プレートを作る暇がなかった。
ただ、二つの団体が同じ山で同時に募金を募っているのは正直気持ち悪かった。
いろんな事情を知っている私から見れば、
コツナギ移植地に関わる団体の方に元から愛着がある。
(そしてなぜか私も在籍しているらしい。何もしてないけど)

今年はめんどくさいから、普通に募金するかと思い立った。
どうせなら1万円寄付しようと思った。
時間と力がない私は(お金もそんなにないけど)
したくても花の保護が出来ない。
だったら常連さんに託すのが手っ取り早いと思ったのだ。

私は封筒にいくつかの花の名前を書き(確か8つ程)、
それらの保護に使って下さいと書いた。
鳴神山通信管理人と記して。
不退転の決意でザックに封筒を忍ばせ、常連さんに会ったら渡そうと思った。
そしたら鳴神山が学校だったら、超優等生の今泉さんが来た。
今泉さんに封筒を渡し、これを活動に使ってと伝えた。

金額を言うと、何故か怒られ、
千円でいいと言われたので言われるままに千円を渡した。
私は渡しながら、
千円で何を保護できるのだろうと考えあぐねた。
8つは無理だよな、
せいぜい一つか。
だとしたらあの封筒の差出人は随分注文の多い寄付者になるな。

そんなわけで私の今年の寄付は千円に終わったのだった。





○○○
鳴神山は近年鹿の食害がひどく、どんどん花が減っていっています。
ユリ科全般、カラマツソウ、ショウマの仲間、ジャコウソウ、ラショウモンカズラ、
ヒイラギソウ、コキンレイカ、シモツケ、数え上げたらきりがありません。
カッコソウも近年は鹿に食われているようです。
鹿だけではありません。
盗掘はずっと続いています。
スミレ類、ヤマエンゴサク(大打撃)、ユキザサ、マムシ草、ラショウモンカズラ等が盗掘の対象となっています。

私は、自然の豊かさとは植生の豊かさを指していると思っています。
一つの花だけが突出している山は素晴らしいとは言えない。
一つの花しか保護していない山を素晴らしいとは言えない。

「雷神山を愛する会」はカッコソウだけではなく、その他の花の保護もしています。
募金活動に疑念を抱く方もいるでしょうし、
保護活動等に不満を抱く方もいるでしょう。
ただ、これらの活動に関わっている方は年に少なくとも50回以上は鳴神山に訪れている方ばかりです。
自分の庭のように愛着を持っている山が、
どうしたらよくなるのか純粋に考えている方ばかりです。
(皆さんが思っている以上に制約の多い中で活動を続けているのです)
いろんなお考えがあるのは重々承知ですが、
その辺も考慮して頂けたらと思います。






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